スマホに依存すると記憶力や認識力が低下するデジタル認知症というのをテレビ番組でやっていた。
10代に多い症状らしいが、年代関係なく症状に陥っている人がいるとのこと。
私にも思い当たることがたくさんある。人の名前が思い出せず、のどのあたりまで出ているのだけど出てこないというのが多くなった。
デジタル認知症になる原因
原因はスマホの使い過ぎ。今では欠かせないスマホだが、どれだけ負担になっているのだろうか。
メールやSNS、ネット記事など、頻繁にチェックしているとなりやすいそうだ。
実はスマホから得る情報は、私たちが思っている以上らしい。しかも、インプットするばかりだから整理やアウトプットできず脳に貯まっていき、覚えることや話すことに悪い影響を与えてしまう。
ちょっとした息抜きにスマホを触るのが、脳を疲れさせてしまうということだ。
私もついやってしまうのが、ながらスマホ。テレビを見ているのにスマホをいじるとか、パソコンが立ち上がるまでスマホをいじるとか。
同時に複数の処理をする「マルチタスク」によって、脳に大きなストレスを与えてしまうのは反省しなければならない
デジタルデトックスに挑戦
休日を利用してデジタルデトックスに挑戦してみた。
妻にお願いして、電源をオフしてスマホを自宅のどこかに隠してもらったのだ。ついでにパソコンも触ったら罰金というルールも作った。
何をしようかなと考えていると、いつもスマホを入れているポケットに手を当てている自分に気づいた。
暇を感じたら、スマホを触っていたことがよくわかる場面だ。
積んでいた本を読もうとしたのだが、読む気が起こらない。何も手がつかない状態だった。まるで禁断症状。
これではいけないと思って、掃除をすることに。お風呂やトイレなど、無心になれるように掃除したのだ。
お風呂やトイレはキレイになっていくことで、少しばかり気が晴れてきた。
次は息子と公園で遊びに。いつもは遊具で遊ぶ息子を気にかけながらスマホをいじっていたが、スマホがないので息子とボール遊びで体を動かした。
スマホなしで過ごしたが、一日が長く感じたのは、私なりの発見だった。あっという間に過ぎ去っていく休日がゆっくり感じたのはデジタルデトックスのおかげかもしれない。