集中力が続かない原因
集中力が続かないのは大きな悩みの一つだ。
社会人にとっては仕事に支障がでるし、学生(とくに受験生)にとっては今後の進路に関わる大きな問題だ。
集中できないことに焦り、より集中できないという負のループに陥ることも。
集中できない理由がわかれば負のループから抜け出すことができるだろう。
集中力が続かない原因として考えられるのが寝不足。
寝不足では眠気から集中力が切れやすくなる。
ノンストップで限界を超えていても、休憩せずに作業し続けているのも原因だ。
根性論ではどうにもならない。
周りがうるさかったり、気になることがあると、周囲に気が散ってしまい必要なことに集中することができなくなる。
環境を整えることも大切なのだ。
内容が難しすぎる
いまやっている作業内容が自分に見合っているか見直してみよう。
とくに勉強に集中できないときは、取り組んでいる内容が難しすぎる可能性がある。
自分に向いていない内容の仕事や勉強をしていると集中できないものだ。
難しい問題に向き合うときには、理解度を高めてから取り掛かると集中しやすいだろう。
評価を気にしない
集中力が続かない人の特徴として、周囲からの評価を気にしすぎるというのがある。
作業をしているときに周りと比べたり、周りからどう見られているか気にしたりしていると、目の前の作業に集中することができなくなる。
フォーカスが作業ではなく周囲にあたってしまっているのだ。
作業内容が頭に入ってこないので、もちろん作業に没頭することはできないだろう。
作業に集中したいと思ったら、まずは周りからの評価を気にするのをやめて、目の前の作業だけを見よう。
集中力を高めるには
集中力を高めるためにはいくつかのポイントをおさえておくと良い。
まずは睡眠時間の確保だ。
睡眠不足は集中力を切らす原因となるストレスや脳の疲れの元だ。
8時間睡眠をとることで、脳がリフレッシュしてより高いパフォーマンスを発揮することができる。
長時間無理やり作業をするよりも、しっかり寝て集中して短時間で作業するほうが効率が良い。
いろいろなことに取り組まずに、一つの作業に絞って取り組むのも良いだろう。
高いパフォーマンスを発揮するためには、一度に取り組む作業を絞ることが大切だ。
ながら作業になると、気が散って集中がしにくくなる。
一つの作業を集中しておこない、集中力が切れたときに気分転換をすると良いだろう。
疲れてきたり集中力が切れてきたら、適度に身体を動かすのも効果的だ。
集中力を持続させるためには体力が欠かせない。
日ごろから運動をしていると、体力も付き集中しやすい身体作りができる。
長時間同じ作業に集中していると、同じ体制になりがちだ。
デスクワークなど同じ体制を長時間続けていると腰痛や足のむくみなどを引きをしてしまう。
体の疲労と集中力の関係は濃密なもの。
適度に身体を動かして体に疲労をため込まないような工夫が必要だ。