1. >
  2. >
  3. 動画配信サービスを楽しみ尽くす!

動画配信サービスを楽しみ尽くす!

部屋で映画を楽しむ人々

テレビを見て育った私は現在、動画配信サービスの虜だ。時は、動画配信サービス戦国時代。VOD(ビデオ・オン・デマンド)や個人が配信できる動画共有サービス、芸能人を起用して独自の番組や映画を配信するインターネットテレビなど、さまざまな動画配信サービスが提供されている。

最近、テレビを見たのはこの前行った近くの食堂にある共有のテレビだったはず。確か放送さていたのはグルメ番組で、レポーターが名店でおいしそうな料理をありきたりな食レポをしながら食べていた。

決してテレビを否定してはいない。思い出すのが難しいぐらいテレビを見ていない私は、お気に入りの動画配信サービスで好きなコンテンツを見る予定が埋まっている。だからテレビを見る時間がないのだ。ここでは、お気に入り動画配信サービスと活用方法を紹介しよう。

YouTube(動画共有サービス)

知らない人はいない動画共有サービス、YouTube。個人で自作動画を投稿できる無料プラットフォームだ。
子どもやゲーマー、音楽ファンなどありとあらゆるテーマで動画を探せる。何かスキルを身につけたい時は、勉強法をあげているチャンネルで大抵のことは独学できるだろう。学校の授業や塾とは違い、好きな場所や時間に学べる。
私のハマっているチャンネルを4つのジャンル別で紹介しよう。

水溜りボンド(チャレンジ系)

チャレンジ系の動画が面白いYouTuber、水溜りボンド。カンタとトミーという男性2人組のYouTuberで、男性から人気を集めている。早食いや大食いのチャレンジ動画が特に面白い。最近の大食い企画「コーンフレーク3kg食べまくったら異常なことになった」という動画では、コーンフレークが浸かった牛乳が美味しいというコメント。その後、お馴染みの「腹いっぱい!ピンチシーン」が笑いを誘った。

兄者弟者(ゲーム実況)

ゲーム実況動画は1人でユルくやる人や複数人でワイワイやる人など、さまざまなだ。中でもプレイが上手くて、丁寧な実況をしてくれる「兄者弟者」をおすすめする。兄者と弟者のTEAM-2BRO、おついちの3人でゲーム実況を配信しており、それぞれのトークが面白い。シューティング系やアクション系のゲームが好きな人にぜひ見てほしい動画だ。万人受けのゲームなので「最近ゲームしていないな」という人がフラットに視聴できる動画となっている。

学識サロン(教育)

まぁ~という、都内の中小企業で管理職経験をもつ男性がビジネスや自己啓発本の内容を、短時間で発信する動画チャンネルだ。本を読まなくても内容がスッと入ってくるので勉強になる。聞き流すだけでも十分に理解できるが、アニメーション付きなのでさらにわかりやすい。チャレンジ系やゲームは趣味用に楽しめるが、教育系のチャンネルは実生活にも役に立つので視聴しながら時間が過ぎても罪悪感が一切ない。

キズナアイ(VTuber)

バーチャルユーチューバー、キズナアイのチャンネル。キズナアイが「○○を歌ってみた」や「○○を踊ってみた」など、幅広いジャンルを配信している。日本だけでなく、海外でも人気があるらしい。ファンからは「可愛い」ところが人気らしいが、私はVTuber業界の成長が著しいので、動向を知るために勉強がてら見ている感じだ。何がそんなに注目を集めているのかを考えさせられる。プログラマーとしても、何かで関わる機会があるかもしれない。

「YouTubeは見るけどTOP画面で紹介されているやつから適当に探している」人は、ジャンル別で人気YouTuberを探すと、ハマれるチャンネルが見つかるかもしれない。

ビデオ・オン・デマンド(VOD)

インターネット利用して、電子レンタルビデオ視聴するサービスVOD。最近ではスマホやタブレット、PC、テレビなどさまざまなデバイスで視聴できる。厳密に言うと、映画やドラマ、ドキュメンタリーなど定額料金を支払って見放題も楽しみつつ、新作のコンテンツは、都度購入してダウンロードする仕様だ。テレビ画面で視聴するためには、VODと繋がる機能があるテレビか別売りの視聴端末を接続し、Bluetooth(ブルートゥース)を介して出力するかのどちらである。
VODはたくさんあるが、中でも気に入っているのは「U-NEXT」と「Amazon Prime Video」だ。

U-NEXT(ユーネクスト)

他のVODサービスより群を抜いて、見放題作品が多いU-EXT。洋画や邦画、海外ドラマはもちろん、韓流ドラマも種類が豊富だ。
韓流ドラマは、主に妻がハマっている。U-NEXTの便利ところは、4つのアカウントが作れるところだ。友人や家族とシェアをすれば、月額費用を割り勘できる。私は洋画の中でもゾンビ系ホラーが好きで、U-NEXTでウォーキング・デッドシリーズが全作見た。その他にも「アイアムレジェンド別エンディング」や「アウトブレイク」など、コアなゾンビ映画も見放題で楽しめる。無料で視聴できると思いきや購入しないと視聴できないというケースが少ないU-NEXTはおすすめだ。

Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)

アマゾンプライム月額500円。オリジナルコンテンツが多くて面白い。オリジナル海外ドラマでは現代の社会情勢をサスペンスストーリで描く「CIA分析官ジャック・ライアン」にハマっている。オリジナル番組だと松本人志プロデュースのお笑い企画「ドキュメンタル」が好きだ。このドキュメンタルは海を越えて、メキシコ版もある。メキシコの人気者が登場し笑わせバトルを繰り広げるのだ。メキシコのお笑いが気になる方はぜひ視聴してみてはいかがだろうか。

VODのサービスは月額料金が発生するため、自分の見たいジャンルや興味の傾向を知り、ぴったりのサービスを探してほしい。

インターネットテレビ

独自のプラットフォームから、制作・提供される番組を視聴する、インターネットテレビ。ライブ配信やリアルタイム視聴ができる。

ABEMA 旧:abemaTV(アベマ)

アベマは誰でも、無料で約20チャンネルが見放題です。最新アニメに強く、最近では「鬼滅の刃」をアベマで見ています。緊急・速報に対応する24時間編成のニュース専門チャンネルもあり、地上デジタル放送のテレビ番組に劣らないほど夢中になれるだろう。税込み月額960円のABEMAプレミアムに加入すると、追っかけ再生機能や見逃しコメント機能などを使い、番組を自由自在に楽しめる。SNSで話題になった番組も後から追えるので、リアルタイムで視聴できない人にもおすすめのインターネットテレビだ。

NewsPicks(ニュースピックス)

「映像の力で、経済を、もっと面白く。」をテーマに動画コンテンツを配信しているサービス、NewsPicks。オリジナルコンテンツの配信が人気で、各分野の専門家と経済を掛け合わせ、論理的かつクリエイティブなニュース展開が面白い。たくさんの人気コンテンツの中でも「WEEKLY OCHIAI」はおすすめだ。各界のゲストを集めて落合陽一鋭く社会問題に切り込み、新しい知見を見いだすコンテンツとなっている。実業家の落合陽一さんやホリエモンなど、専門家が多く登場するので話が難しくなりがちで万人受けする番組ではないが、30・40代のビジネスパーソンには刺さると思う。

いかがだろう「テレビを見ないのは信じられない」と思っていた人も、YouTubeやVOD、ネット番組などの解説を見て、こんな数のコンテンツを見ているならテレビを見る暇がないとわかっていただけただろうか。動画配信を楽しみつくしている私は、趣味の範囲を超えて日常生活そのものが、動画配信サービスによって成り立っているかもしれない。