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妻と円満に過ごす秘訣は、ズバリこれ

手をつなぐ夫婦

こんにちは。日々プログラマーとして仕事と趣味に全力投球する男・中山である。皆さんは夫婦円満に過ごす方法を考えたことがあるだろうか。夫婦円満は、結婚生活を末永く送るうえでマラッカ海峡並みに重要だと私は考えている。夫婦が円満だと居心地のいい家庭になる。子どもがいればそれを通して息子に健全な精神が宿ると信じているからだ。ここでは、結婚生活を夫婦円満で過ごすための中山流の秘訣を3つ紹介する。

夫婦は思いやりと話し合いが大切

夫婦はお互いに思いやりを持って生活をするものである。古事記に出てくるイザナギとイザミノのやり取りは、まさに夫婦お互いに思いやりを持って生活する大切さを教えてくれる。天上から地上に降りたイザナギとイザミノは、天の沼矛(ぬぼこ)を使い、最初の島を作る。そこに降り立った二人は、お互いに足りないものについて語りながら、天の柱の周りを歩きつつ仲睦まじく話す。そうして、二人は意気投合し夫婦最初の形を作るのである。余談であるが、この時に最初に声をかけたのは女性であるイザミノだ。天の柱を右から左に、左から右に回って楽しく過ごす二人はやがて子どもを産む。しかし、生まれた子どもは手足が成熟していない障害児だった。二人はその子どもを船に乗せて供養することを決めるという話だ。私が思うに、このような決断に至ったのはさまざまな葛藤と話し合いが複数回行われただろうと私は考える。

夫婦間での隠し事は災いの元

夫婦間での隠し事は絶対にダメである。隠していてもいつかはバレるし、バレた時には夫婦としての絆が元に戻らない状態になっているからである。再度、古事記の事を引き合いに出すが、夫婦になったイサナギとイザミノの間に事件が起こる。イザナミが亡くなってしまったのだ。イサナギは亡くなったイザミノにもう一度会いたくて黄泉の国に行く。イザミノは、もう一度地上に戻ってイサナギと夫婦生活を送るため、黄泉の神と話し合ってくる間、絶対に後ろは振り向くなとイサナギにくぎを刺す。だが、あまりにもイザミノが帰ってくるのが遅いので、イサナギは振り向いてしまうのだ。その結果、恐ろしい姿のイザミノに追いかけられ、イザミノが追いかけてこないよう岩に封印をする。イザナミはあまりの恐ろしさに離婚を持ち掛けるが、イザミノは離婚するなら、あなたの国に生まれた子どもを、一日につき1000人殺めると呪いをかけるのである。仲睦まじかったイサナギとイザミノはお互いに約束事や隠し事をしていたため、大変なことになった夫婦の例である。夫婦間での隠し事は古来から災いを引き起こす元なのだ。

挨拶をちゃんとしよう

夫婦だけに限らないが、毎日挨拶をしてコミュニケーションを取ることが必要だ。お互いに夫婦であることを日々実感するためにも、元気な挨拶を一日の最初と最後に伝えよう。夫婦関係を新鮮に保つには「お」や「あ」などの挨拶を省略しないようにするのも夫婦円満の秘訣である。