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自分で自分の機嫌を取れるようにしよう

とらえ方で見方が変わる

まじめな人ほど何かが起こったときに自分のせいだと考えがちである。
気持ちは何が起きているかよりも「どう感じているのか」というのが重要なポイントだ。
このとらえ方によってメンタルコントロールが上手にできるようになる。
責任感が強くて、ぎりぎりのメンタル状態で過ごしている人は、他責思考と無責志向という考え方を身に着けてみてはどうだろうか。

責任の分離が大切

責任の所在が最終的に誰なのかを考えることが大切だ。
責任を分離することで、自分が背負うべきものを軽減することができる。
例えば大切なプレゼンでミスをした。
準備は完ぺきだったのに、ミスの原因は寝不足。

寝不足の原因は上司に前日飲みにつき合わされたからだ。
責任感が強い人は自分のせいだと思っていまう。
コンディションが悪くても完ぺきにこなすことが仕事なのに、それができないのは自分のせいだと。

しかし、ここで考えたいのがコンディションが悪くなったのは誰のせいなのかということ。
翌日大切なプレゼンがあることを知っていたのに、夜中まで連れまわした上司の共感力や想像力不足にも責任がある。
自分の責任だと思わず、頭の中で上司に責任をなすりつけて切り替えることが大切だ。
これこそ他責思考というものである。

無責志向を取り入れる

自分はやるべきことをやった。
あとはどうなるかは気にしないという結果にとらわれない考え方のことだ。
例えば、近年大流行している新型コロナウイルス。
不織布のマスクをしっかりして、手洗いうがいも欠かさずに、人との接触も極力避けていたのにコロナに罹患したとする。

責任感が強いと自分の落ち度を感じてしまいがちだが、自分ができる最大限の対策をしていたのにコロナにかかってしまったのはだれの責任でもない。
責任の分離作業をして自分の責任でないと思うのが無責志向だ。
本当に自分の責任である要素は意外と少ないことがわかるだろう。

自分で自分の機嫌をとる

常にイライラしている人を目にすることがあるだろう。
なんであんなイライラしてるんだろうと思いながら、自分もたまに感情が抑えられなくなることも。
自分の機嫌を自分でとることはとても大切だ。

自分の機嫌のとり方がじょずうな人は、責任の分離の仕方がうまい。
責任のありかを自分にばかりしないことで、過剰なストレスを受けないようにしているのだ。
自分にとっても周りにとっても、メンタルの状態をキープしていることは大切なもの。

自分の成長につながる要素を抽出して、効率よく成長するt前には余分な要素を排除することが求められる。
ミスや過ちは誰にでも起こるものだ。
余分なプライドや完璧主義を捨ててミスを忘れることも大切なのだ。
自分のご機嫌を取るのも自分の考え方しだいである。